入社を決めた理由
一度内々定を断っていたにも関わらず、
再度面接のチャンスをいただけた
人の人生に関わる仕事がしてみたいと思い、就活時にいくつかの業種を受けました。もともと内定をいただいていた別の会社で内定者アルバイトをしていたのですが、仕事の内容や会社の体質が自分には合わないと感じて悩んでいました。そこで内々定をいただいていた当社に打診をしたところ、もう1回面接をしましょうと言ってくださり、こちらから一度お断りしていたにも関わらず、もう一度チャンスをくれたこと、向き合ってくれたことに温かさを感じたことが入社を決めた理由のひとつです。また、携帯電話は今や生活を支えるのに日常不可欠なものとなっているので、お客様の人生を豊かにする、そんなお仕事ができるのではないかと考え、この業界に興味を持った部分も大きかったです。
入社して良かったこと
根底に「人間愛」があることが充分に伝わってくる会社です
内定者アルバイトをしていた会社では褒められるという経験がなかったのですが、当社では『公正な評価をしてもらえるということ』を、入社してすぐに体感しました。プロセスを見たうえで、平等で公正な評価をしてくれるので、また努力しよう、何かを成し遂げようとさらに向上心がでてきます。必ずマンツーマンで育成担当がついてくれて、その人から仕事における様々なことを学べたのも大きかったです。時には厳しい指摘を受けることもありましたが、自分の成長を考えて言ってくれている、その根底に「人間愛」があることは充分に伝わってきました。育成担当の方のおかげで仕事に向上心をもって前向きに取り組むことができ、社内コンテストで1位で入賞を続けられたことで、仕事のモチベーションを維持することが成果にもつながることを実感しました。以前の会社では上下関係を気にしなければいけないところもありましたが、当社は社歴や年齢に関係なく、「仕事」に対して何が正しいかという点で判断することも、入社して良かったと感じています。
失敗と、そこからの挑戦
天狗になってしまった副店長時代を経て、稲穂の精神を学びました
入社して1年が過ぎたころに、「副店長をやりたい」と志願しました。そのときは当時のエリア長に「まだ早い」と言われたのですが、「それでもやりたいです」と伝え、これができたらという約束のもと、副店長に昇格することができました。実績も上げていて、自分ならできるはずだという気持ちがあったので、「まだ早い」と言われたときは納得できていませんでした。
その後、人の上に立つ立場の壁にぶつかりました。なかなか自分の思うとおりにいかない、人ってこうも動かせないものなのか、と。その壁を乗り越えられたのは、当時一緒に働いていた店舗スタッフや育成スタッフの力が大きかったです。みんな厳しく、天狗の状態だと気づかせてくれました。当時は人の上にいるのだから偉いと思い、素直に聞けない部分も多かったです。それでも最後まで先輩や同僚たちが、嫌われることを恐れず、厳しく温かく「人間愛」で接してくれたおかげで、素直に人の意見を聞くことの大切さにも気づくことができました。上下関係なく指摘しあえる風通しの良さがあるからこそ、今の私がいると実感してます。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という稲穂の精神を忘れずに、人の上に立つものは、謙虚であり続けることの大切さを身に染みた副店長時代でした。その経験がなければ、その後、店長にもエリア長にもなれていなかったと思います。
仕事で成長したこと
謙虚であることと、きちんと謝ること。
この2点をつねに意識するようになりました。
周りに支えられた副店長時代を経て、謙虚であることと、間違えたことをしてしまったときは真摯に謝ること、この2点はつねに意識しています。立場が上になっても、人間なので失敗やミスもありますし、間違ったことを伝えてしまうことも正直あります。また、挑戦には失敗がつきものなので、それに伴って謝罪をしなければいけないことも当然出てきます。それでも自分は挑戦をし続け、スタッフにも挑戦の道を選んでほしいです。挑戦して失敗しても、しっかり反省から気づきを得て改善をして、また次の挑戦につなげればいい。その繰り返しが、私を大きく成長しました。
仕事のやりがい
教えた方たちと一緒に切磋琢磨して会社を良くしていきたい
自分の育成した方が育ち、成果を上げることが、喜びにつながっています。以前は自分が接客してお客様に喜んでいただけることが喜びであり、何よりも励みになっていましたが、いまは自分が教えたこと、伝えたことをスタッフができるようになっていく姿を見られるのがうれしいです。ときには厳しい指摘をすることもありますし、できなくて悔し涙を流すスタッフもいますが、困難なものに挑戦している姿、今日より明日、明日より明後日と、日に日に成長していく姿を見られるのはいちばんのやりがいになっています。
正直、今いる自分の役職自体は、誰かに取られてもいい、後輩に抜かれてもいいと考えてます。なぜなら、一緒に切磋琢磨していくことで会社を良くしていきたいという強い気持ちがあるからです。自分の立ち位置が変わってもいいと思えるのは、周りから必ず公正な評価をしてくれるという安心感があります。
現在の仕事について
新入社員の方々に、この会社を選んでよかったと周りに言える土壌を作っていきたい
現在は北陸とご縁のない土地で、北陸エリアのエリア長をしています。(※ 取材当時。2023年2月より、愛知エリアのエリア長として活躍中。)エリア長への昇進はうれしかったです。昇進の話があったときは、正直、それほど店長時代の全体の業績が良かったわけではなかったのですが、数字だけでなくきちんと仕事の内容を見て評価し、チャンスをくれたことに感謝しています。エリア長になれたのは、浜松町のときのスタッフのおかげですので、みんなにも感謝を伝えました。
いまは30~40人ほどのスタッフが管理下にいます。店頭支援、対キャリアさんとのやりとりなど多くの仕事がありますが、まずは新卒の育成環境を整えることがいちばん大事な仕事です。会社の考え方を浸透させること、新入社員の方々に、この会社を選んでよかったと思ってもらえるような土壌を作ること。自分は別会社での内定者アルバイト時代につらい思いをしたので、新入社員が不幸ではなくて喜んでいただける環境を整えてあげたい気持ちが強いです。やっとのことで入った会社で良くない思いをしてしまうようなことだけは、避けてあげたいですね。
今後の目標
2年後には、自分たちの世代が
会社を動かしていきたい
個人的には北陸をナンバーワンのエリアにしたいです。またそれ以上に、自分を超える人材を育てたい気持ちがあります。失敗を恐れずに挑戦できる人、失敗してもいいから前に前に進んでいける出る杭の方を育成していきたいです。その先にはさらに自分が上に立って、出る杭の方々と、会社の運営に関わっていきたいです。具体的にはそうですね……2年後には、私たちが会社をもっと良くして社会に貢献していきたいです。